革とくらす Vol.1 水に弱い

革とくらす

付き合うほど味わいが増し、愛着も深まる革。エレガントな雰囲気やきちんと感など、革製品の醸し出す魅力は、他には代えられません。一方で、素材の繊細さや個性から、革とくらすことにそもそも消極的だったり、シーンによっては使用を避けるという方も・・・。革は、いくつかの基本的な知識と日々の心掛けがあれば安心して付き合える存在です。ここから、気軽に愉しみませんか。




降りそうな日は、まず防水スプレー。
濡らさない工夫も大切です。

牛や馬など、生き物が原材料の革製品。「水に弱い」という面を持ち、そこに小さな不安を覚える方もいらっしゃるでしょう。

実は“濡れること=すべてだめ”ではないことを、ご存知ですか。革は私たちの肌と同じく、健康を保つために程よい潤いが必要です。つまり、水分は必ずしも悪いわけではありません。かえって何もしないで放置すると、表面がカサカサに・・・。オイルケアが必要なのはそのためです。

問題なのは、雨や濡れた手で触るなどして、水分だけが必要以上に付いた場合。シミをはじめ、形崩れ・カビ・においなど、傷みの原因になります。

残念なことに、水分によって付いたシミや革のゆがみは、完全には元通りになりません。ですので、そもそも濡らさないこと。使い始めや定期的に行う防水スプレーでのメンテナンスは濡れても大丈夫な備えであり、革とくらす基本です。その上で濡らさないようにできれば、さらに安心ですね。

たとえば、土屋鞄スタッフが欠かさないのは、前日の天気予報チェック。空模様で服や靴を決めるように、鞄を準備するのです。シャツにアイロンをかけるのと同じ感覚で、鞄も支度。鞄からスタイルを考えるのも面白いですよ。

また、ハンカチや手拭いといった拭くものも携帯しています。手を洗った後や汗をかいたとき、飲食店で飲み物をこぼしてしまったときなど。不要な水分で濡れたら、なるべく急いで柔らかい布でから拭きすることが、シミを避けるこつです。

さらに、暑い時期は汗も傷みの原因に。同じ箇所が濡れ続けることで、変色したり変質したりするのです。長く、きれいで健康な状態を保ちたければ、ハンカチや手拭いをハンドルに巻いたり背中に当てたりしてみてください。お気に入りのスカーフやバンダナを活用しても素敵でしょう。

こんなふうに、備えたり工夫したりしていても、いつの間にかシミが・・・。その場合は、全体をオイルケアしてみます。色が深まったり、つやを増したり。オイルで全体の味を深めれば、シミというポイントへ目が行きづらくなるはずです。

たとえば、土屋鞄スタッフが欠かさないのは、前日の天気予報チェック。空模様で服や靴を決めるように、鞄を準備するのです。シャツにアイロンをかけるのと同じ感覚で、鞄も支度。鞄からスタイルを考えるのも面白いですよ。

また、ハンカチや手拭いといった拭くものも携帯しています。手を洗った後や汗をかいたとき、飲食店で飲み物をこぼしてしまったときなど。不要な水分でぬれたら、なるべく急いで柔らかい布でから拭きすることが、シミを避けるこつです。

さらに、暑い時期は汗も傷みの原因に。同じ箇所がぬれ続けることで、変色したり変質したりするのです。長く、きれいで健康な状態を保ちたければ、ハンカチや手ぬぐいをハンドルに巻いたり背中にあてたりしてみてください。お気に入りのスカーフやバンダナを活用しても素敵でしょう。

こんなふうに、備えたり工夫したりしていても、いつの間にかシミが・・・。その場合は、全体をオイルケアしてみます。色が深まったり、つやを増したり。オイルで全体の味を深めれば、シミというポイントへ目が行きづらくなるはずです。

スモールステップで喜びを感じる。
まずは防水革から、という選択。

革とのくらしを、具体的にイメージしていただけましたか。ポイントを押さえれば雨の日も楽しめることは分かったけれど、まだ少し、不安が残る。激しい雨の日も共にいたい。そんな場合は、“防水革”のアイテムを持つのも一つの方法です。

革を水から守るために施されるのが、防水加工。表面に水を通さない樹脂をコーティングしたり、素材に防水性をもたせる薬剤を革の線維に染み込ませたりします。加工のために風合いの変化はあまり楽しめないのですが、使用している革によっては、優しい手触り感を味わえますよ。

たとえば土屋鞄の製品なら、防水レザーの「プロータ」シリーズ。しっとりしなやかな革の魅力を保ったまま防水・防油性を持たせており、使い込むことでくったりと変化していきます。

革とのくらしを、具体的にイメージしていただけましたか。ポイントを押さえれば雨の日も楽しめることは分かったけれど、まだ少し、不安が残る。激しい雨の日も共にいたい。そんな場合は、“防水革”のアイテムを持つのも一つの方法です。

革を水から守るために施されるのが、防水加工。表面に水を通さない樹脂をコーティングしたり、素材に防水性をもたせる薬剤を革の線維に染み込ませたりします。加工のために風合いの変化はあまり楽しめないのですが、使用している革によっては、優しい手触り感を味わえますよ。

たとえば土屋鞄の製品なら、防水レザーの「プロータ」シリーズ。しっとりしなやかな革の魅力を保ったまま防水・防油性を持たせており、使い込むことでくったりと変化していきます。


さて、今回はここまで。皆さんの革に対する「水に弱い」という不安、少し軽やかになればさいわいです。気難しいと感じていた上司が、話してみると親しみやすいキャラクターだったように。革も、性質を理解するほど楽しく付き合えるようになりますよ。

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