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とある休日。
ふと思い立ち、気の置けない友人とドライブ。
決めていたのは、日常から離れた場所に向かうことだけ。

目的地を決めず、ハンドルを切る
「夏を感じるところに行こう」
その一言をきっかけに、アクセルを踏み込む。

車から降り、空に向かって腕を伸ばし、深呼吸。
視線を向けると、2人ともどこか清々しい表情。
どうやら、みんな同じ気持ちになったようだ。

無心になってシャッターを切ったり、
珈琲を片手に、ひと息ついたり。

時計を気にせずに話すひと時。
普段から一緒に過ごす間柄なのに、何度も盛り上がったりして。
気が付くと、長針が示す数字は変わっていた。

帰り道では、自分の好きな曲をそれぞれ流した。
窓を開けて、歌を口ずさんで。
行きと同じルートのはずなのに、あっという間に日常へ。

とびきり贅沢な時間を過ごしたわけではなくて、
振り返れば、何気ない時間の一つにすぎないかもしれない。
でも、今日のことを覚えておきたい、そう思った。

真っさらなノートを開いて、ペンを握って。
さて、何から書き始めようか。

とある休日。
ふと思い立ち、気の置けない友人とドライブ。
決めていたのは、日常から離れた場所に向かうことだけ。

目的地を決めず、ハンドルを切る。
「夏を感じるところに行こう」
その一言をきっかけに、アクセルを踏み込む。

車から降り、空に向かって腕を伸ばし、深呼吸。
視線を向けると、2人ともどこか清々しい表情。
どうやら、みんな同じ気持ちになったようだ。

無心になってシャッターを切ったり、
珈琲を片手に、ひと息ついたり。

時計を気にせずに話すひと時。
普段から一緒に過ごす間柄なのに、
何度も盛り上がったりして。
気が付くと、長針が示す数字は変わっていた。

帰り道では、自分の好きな曲をそれぞれ流した。
窓を開けて、歌を口ずさんで。
行きと同じルートのはずなのに、あっという間に日常へ。

とびきり贅沢な時間を過ごしたわけではなくて、
振り返れば、何気ない時間の一つにすぎないかもしれない。
でも、今日のことを覚えておきたい、そう思った。

真っさらなノートを開いて、ペンを握って。
さて、何から書き始めようか。