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OTONA RANDSEL 001wide / 愛用歴 3年2ヶ月

土屋鞄スタッフに、愛用のアイテムとその思いを聞く「スタッフ愛用品図鑑」。今回はマーケターの神頭に、愛用中の「OTONA RANDSEL 001wide(ブラック)」の魅力を語ってもらいました。

――購入した理由は?

入社した時から、最初に買うのはこの鞄、と決めていました。そぎ落とされたミニマルなデザインと、四角いフォルムに一目ぼれだったんです。バックパックというとカジュアルなイメージのものが多いので、ここまでスタイリッシュで洗練されたものは珍しいなと思って。他の鞄にはない、唯一無二の雰囲気に惹かれました。

ブラックを選んだのは、モノトーンが好きなのと、きりっとした色味が、自分の好きなクールな雰囲気の装いにも合いそうな気がしたからです。傷も目立ちにくいので、「革」ということを意識しすぎずに使えるところもポイントでした。

ーーどのように使っていますか?

主に通勤用として使用しています。鞄がとてもアイコニックなので、服に合わせて持つのではなく、「大人ランドセル」をメインにコーディネートを考えています。襟付きのブラウスを着たり、コートを羽織ったり。カジュアルなものよりも、きちんと感があるアイテムを選ぶことが多いですね。特にコートとの相性は抜群です。

でも、鞄が直線的なデザインでかっちりとした印象なので、モードっぽくなり過ぎないように、ゆるっとした要素も取り入れて全体のバランス感を大事にしています。例えば、ブラウスにギャザーが入っていたり、コートはオーバーサイズだったりといった具合です。足元は意外と何でも合わせやすいので、スニーカーで外すこともあれば、革靴で大人っぽくすることもありますね。

目を引くデザインなので、外で打ち合わせの時にこの鞄を背負って行くと、「素敵な鞄ですね」と褒めていただいたり、会話のきっかけになったりすることもよくあります。うれしいと同時に気が引き締まるので、自分を鼓舞してくれるお守りのような鞄だなと思いますね。

普段から荷物は割と少ない方なので、PCと社用携帯以外は、自分のスマートフォンと財布、キーケースにハンカチと、小物を入れたポーチなどを入れる程度です。

中もシンプルな構造なので、必要なものがスマートに収納できますね。特にPCがぴたっと収まる感じは、出し入れするたびに気持ちいいなと思います。

あと便利なのが、この前ポケットですね。フラップを上げずに開閉できるので、よく使うスマートフォンや財布を、移動中でもさっと取り出すことができます。使い慣れてからは、背負ったまま手探りで出し入れができるようになりました。

ーーお気に入りのポイントは?

使っていくうちに、肩ベルトが少しずつ柔らかくなってきたのですが、そこがとても気に入っています。だんだんと自分にフィットしてきているのを感じて、背負った時も無意識に肩ベルトを持ってしまうことが多いですね。

あとは背当ての部分もお気に入りです。クッション性が高くて背負い心地が良いだけでなく、このぷっくりとした質感がかわいらしくて。見るたびに愛着を感じますね。

購入したばかりの頃はマットな風合いでしたが、使っていくうちに少しずつ内側からにじみ出るような、しっとりとしたつやになってきました。オイルケアは、乾燥が気になった時に時々する程度なので、いつも手に付けているハンドクリームが、自然と革の保湿になっているのかもしれません。

よく見ると所々に細かい傷もありますが、色が黒だからかあまり気にならないですね。むしろ、多少の傷は味わいになるように思います。フラップも良い具合になじんできていますが、お気に入りの四角いフォルムはそのままなところもうれしいです。そんなふうに、形や色など変わらず好きな部分もあれば、自分らしい味わいになっていく部分もあって。持つたびに楽しみがある鞄なので、これからも大切に長く使っていきたいです。