シンプルなデザインとなめらかな革の質感で、2011年の登場以来、ウィメンズバッグの人気シリーズとしてラインアップを増やし続けている「クラルテ」。この冬、ついに待望の新色「ブラック」が登場! たくさんのお客さまから支持を集める「クラルテ」の魅力に迫ります。
人気シリーズ「クラルテ」に
待望の「ブラック」が登場!
シンプルなデザインとなめらかな革の質感で、2011年の登場以来、ウィメンズバッグの人気シリーズとしてラインアップを増やし続けている「クラルテ」。この冬、ついに待望の新色「ブラック」が登場! たくさんのお客さまから支持を集める「クラルテ」の魅力に迫ります。
はじまりは
「アークキャリートート」から
フランス語で“光、輝き”という意味を持つ「クラルテ」。どこかモダンな空気感を纏い、女性が仕事にもカジュアルシーンにも持てるバッグとして2011年に誕生しました。シリーズの中で一番最初につくられたのが、こちらの「アークキャリートート」。革のたわみを生かしたシンプルなデザインに、革巻きのハンドルや控えめにきらめく金具をプラスすることで柔らかな革の魅力を最大限引き出した、「クラルテ」シリーズのエッセンスがぎゅっと詰まったモデルです。
柔らかく、揺れるようなシボ感。
その味わいを生かしたつくり。
TSUCHIYA KABANのものづくりはいつも革選びから始まります。「クラルテ」の最大の特徴は柔らかく、揺れるようなシボ感のある革。この革の良さを最大限生かすために、バッグを持った時の自然な革のたわみを設計したハンドルの付け方からステッチの位置まで、ディテールにこだわってデザインをしています。また革の良さを生かすのはデザインだけでなく、つくりの工程においても同様です。革に無理のないつくり方をしていることも、お客さまに長く使っていただける理由の一つなのです。
(上)革を巻いたハンドルデザインは「クラルテ」シリーズの特徴。ハンドルにあえてポイントをつくることで、柔らかな革の魅力がより一層引き立ちます。(下左)「スウィングミニショルダー」や「コンパクトショルダー」などに付いたタッセルは、歩くたびに揺れてワンポイントに。控えめな金具使いで品の良さを演出します。(下右)金具も革の良さを生かした配置に。しっとりと丸みのある金具がきらっと輝き、さりげなく華やかさを添えます。
ストイックすぎず、すっとなじむ
「ブラック」
私たちはデザインと同様、色も革の質感に合わせて選んでいます。今回新登場する「ブラック」は、ニュートラルでクセのないカラー。黒のレザーバッグは場合によってはソリッドな印象になりがちですが、光にあたると柔らかな革の表情が見える、親しみのある「ブラック」に仕上げています。バッグを持っても置いてもシーンになじみ、どんな人にも似合うカラーです。
PICK UP ITEMS
アークキャリートート
実は「クラルテ」誕生時につくられていたブラック。当時は金具に「ブラックニッケル」を使用していましたが、今回は金具が「シルバー」になり、より軽やかでクリーンな印象に。内側のボタンを外せば、14inchまでのノートPCも入るため、お仕事バッグとしても活躍します。
2way
ワンハンドルショルダー
「アークキャリートート」の良さを引き継ぎ、軽快に持てる小さめバッグ。コンパクトな見た目以上に収納力があり、開口部がガバッと開くので使いやすいと評判のモデル。斜め掛けでアクティブに、ショルダーを取ればセミフォーマルになるシーンの幅広さも人気の理由です。
スウィングミニショルダー
スウィングミニショルダー
フォーマルバッグのような立体感を楽しめる形状が特徴で、裏に張りのある芯を貼ることできれいな形に仕立てた、他のモデルとは少し違ったデザイン。肩に掛けたままでスムーズに荷物を出し入れすることができます。歩くたびに揺れるフリンジもアクセントに。
コンパクトショルダー
ミニ財布など、荷物のコンパクト化が進む最近の傾向に合わせて2024年秋に登場したのがこちらのモデル。ころんと可愛らしいフォルムが特徴です。革の柔らかさを生かしたふっくらとした丸みのある形は、バッグを縫う鞄職人たちの技術とセンスが詰まっています。
バッグから小物まで、
シリーズで楽しめるバリエーション
トートやミニショルダー、バックパックからウォレットやIDカードケースまで、ラインアップが豊富なことも「クラルテ」シリーズの特徴です。二つ目、三つ目とシリーズ遣いしてくださるお客さまも多いことから、あえてデザインに強弱を付け、飽きの来ないバリエーションを持たせています。全てに共通しているのが、柔らかく品の良い革。このなめらかな革を様々なバリエーションでお楽しみいただけます。
edit and text|Yuka Dosaka
Photo | Saki Omi and TSUCHIYA KABAN