普段遣いのバッグとは異なり、フォーマルバッグは持つ人を主張するのではなく、その場にそっと寄り添ってくれるような存在です。使う頻度も高くないため、年齢、時代、シーンを問わず、ずっと長く使えるものを目指して「フォーマル クラシックハンド」は生まれました。素材選びからフォルム、仕立てなど、徹底的にディテールにこだわることで、金具や装飾が一切なくても美しく、持つ人に安心感を与えるバッグに仕上がるのです。

「フォーマル クラシックハンド」の一番の特徴は、バッグを持つ女性をさりげなくエレガントに見せてくれる、ほのかに丸みを帯びたフォルムです。特にポイントは、かぶせと呼ばれるフラップ部分とマチのラインの絶妙な丸み。カッチリしすぎず可愛らしくなりすぎない、絶妙な丸みのバランスにこだわっています。フォーマルバッグには裏側に芯が張り込まれているのですが、実は革だけでなく、芯からしごいて丸くなるように作られています。

革職人とひとくくりにしがちですが、実は紳士鞄、カジュアルバッグ、革小物、女性のフォーマルバッグと、作る革製品によって職人が分かれています。フォーマルバッグは仕立て的にごまかしの利かない、削ぎ落とされたシンプルなデザインなので、技術力はもちろん、職人たちの美意識や想像力が仕上がりを左右するのです。「ここは丸く、ここは真っすぐ……」など、仕上がりのイメージを全員で共有しながら丁寧に仕上げていきます。

革職人とひとくくりにしがちですが、実は紳士鞄、カジュアルバッグ、革小物、女性のフォーマルバッグと、作る革製品によって職人が分かれています。フォーマルバッグは仕立て的にごまかしの利かない、削ぎ落とされたシンプルなデザインなので、技術力はもちろん、職人たちの美意識や想像力が仕上がりを左右するのです。「ここは丸く、ここは真っすぐ……」など、仕上がりのイメージを全員で共有しながら丁寧に仕上げていきます。

普段のバッグと比べて使う頻度の少ないフォーマルバッグは、湿度を調整し、汚れを付着させないことが長く使い続けるための秘訣。保管の前にはブラッシングなどで汚れをしっかり落とし、通気性の良い光の入らないところで保管することがポイントです。またフォーマルシーンだけでなく、ちょっとしたお出掛け時にハンドバッグとして普段遣いするのもおすすめ。時々状態をチェックすることで、劣化防止にもなります。