KUMIHIMO BAGS TSUCHIYA KABAN JAPANMOTIF
過去から現在、そして未来へ
時間と技を紡ぐ「組紐」バッグ
伝統の美と技と思いを、
過去から現代、そして現代から未来へ。
土屋鞄の「運ぶ」を、一本一本の絹糸を手作業で
精緻かつ優美に組み込んだ紐で繋いだ、
まさに工芸品のような鞄が誕生しました。
現在まで紡がれてきた日本の伝統を、
これまでにない新しい形にして、
未来へとさらに紡いでいく。
今を生きる感性に響く新しいクリエーションを
目指した、2つの「ものづくり」の結晶です。
日本の伝統工芸「組紐」
飛鳥時代に伝わり、平安時代に独自の技法が確立して以来、非常に長い歴史を持つ日本の伝統工芸が「組紐」です。職人の手による精巧にして優雅な“美”だけでなく、程良い可動性とフィット感をもたらす伸縮性と結びやすく解けにくいという“用”を兼ね備えた「組紐」は、結ぶ・締める・繋ぐ用途に広く使われました。
「綾竹中四ツ目組」とは
今回採用した組紐は「綾竹中四ツ目組」と呼ばれるもの。作業をする綾竹台で一目ごとに横糸を通しながら繊維を組み込んで仕立てられる、伝統的な組紐の一つです。程良い張り具合で組紐にしなやかさが生まれ、結んだ際に立体的な表情が生まれることが特徴となっています。
新しいものづくりへ、
技と思いを重ねて
伝統の技や思いの継承だけに飽き足らず、常に新しい可能性を探求し、
時代の先を見据えたクリエーションを続けていく。
そのような哲学と姿勢に共感し合った2つのものづくりから、
これまでにない鞄の形が生まれました。
日本の伝統の形「組紐」を要素分解し、再構築し、
他にはない鞄として仕立てた「JAPANMOTIF」Kumihimoコレクション。
今回の製作においては、組紐の製作からバッグへ通していく作業までを
老舗組紐店「龍工房」さんにお願いしております。
RYUKOBO 龍工房/福田隆太さん
創業136年を数える日本橋の老舗組紐店「龍工房」は、絹糸の染色、デザイン、組みまでを一貫して手掛ける数少ない工房。伝統的な組紐を継承するだけでなく、オリジナル製品やコラボレーションで新しい組紐の表現にも挑戦されています。
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辺りを払うような無垢な印象を与える、
爽やかで清らかな「あさ」。
夜の空のように妖気が漂うような、
奥行きのある美しさを表現した「よる」。
とこしえから続いてきた朝と夜の往還のように
古いものと新しいものが、
互いを尊び合いながら永遠に繰り返されていく。
そのような関係性をイメージして、
「あさ」の色相「キャメル / ホワイト × シェルピンク」と、
「よる」の色相「ブラック /ブラック × モーブ」の2色をご用意しました。
製品の販売・展示について
- 【販売方法】
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数量限定・予約販売:
KABAN POP-UP STOREを除くKABAN店舗14店舗、またはオンラインショップで、先着順にご予約を承ります。
※数量限定・先着順のため、予約受付可能数を受注した時点で完売(販売終了)となります。
- 【製品のお届け・お渡し】
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JAPANMOTIF Kumihimo 2wayショルダー:2024年4月(予定)
JAPANMOTIF Kumihimo バッグ:2024年6月(予定)
- 【販売開始時期】
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2024/1/11(木)〜
- 【展示期間と店舗】
- 以下の期間・店舗で、実際にサンプルを手に取ってご覧いただけます。
※日程中に完売(販売終了)となった場合、以降の日程・店舗では製品の展示のみとなります。
2024/1/11(木)〜 1/31(水)
2024/3/6(水)〜 3/29(金)TSUCHIYA KABAN 六本木店
「JAPANMOTIF」コレクション
インスピレーションを受けた日本の“かたち”をモチーフとし、
あらゆる視点・角度から要素分解して、
今を生きる人々の感性に響く新たなクリエーションとして
再構成するレザーアイテム・コレクション。
これまで、米袋から着想を得た「Rice(ライス)」や、
独自の藍染革を採用した「Ai(アイ)」などを発表しています。