1868年の開港以来、いつの時代も外国の文化をしなやかに受け入れてきた、港町・神戸。いまも町を歩けば、そこかしこから、異国情緒の薫りが漂ってきます。古い洋館に、珈琲の香りが立ち込める喫茶店、爽やかな風に吹かれるベイエリア・・・。そこに行くだけで、気持ちが軽やかになったり、ちょっと贅沢な気分に浸れたり。そんな5つの場所をご紹介します。

1868年の開港以来、いつの時代も外国の文化をしなやかに受け入れてきた、港町・神戸。いまも町を歩けば、そこかしこから、異国情緒の薫りが漂ってきます。古い洋館に、珈琲の香りが立ち込める喫茶店、爽やかな風に吹かれるベイエリア・・・。そこに行くだけで、気持ちが軽やかになったり、ちょっと贅沢な気分に浸れたり。そんな5つの場所をご紹介します。

かつて多くの外国人が暮らしていた神戸の街。その一角には、いまも十数軒の洋館が立ち並び、どこかエキゾチックな空気に満ちる「神戸北野異人館街」があります。1903年にアメリカ総領事邸として生まれ、その後、日本の実業家も暮らしを紡いだのが「萌黄(もえぎ)の館」。若葉のような淡いグリーンに包まれる建物が、思わず足を踏み入れたくなる存在感を放ちます。

生活の道具や調度品が置かれる館内は、自由に見学可能。クラシックな暖炉や階段のアラベスク風模様など、古き良き時代の装飾を楽しみながら、ここで暮らしていた住人たちの華やかであたたかな暮らしを想像してみるのも良いでしょう。

かつて多くの外国人が暮らしていた神戸の街。その一角には、いまも十数軒の洋館が立ち並び、どこかエキゾチックな空気に満ちる「神戸北野異人館街」があります。1903年にアメリカ総領事邸として生まれ、その後、日本の実業家も暮らしを紡いだのが「萌黄(もえぎ)の館」。若葉のような淡いグリーンに包まれる建物が、思わず足を踏み入れたくなる存在感を放ちます。

生活の道具や調度品が置かれる館内は、自由に見学可能。クラシックな暖炉や階段のアラベスク風模様など、古き良き時代の装飾を楽しみながら、ここで暮らしていた住人たちの華やかであたたかな暮らしを想像してみるのも良いでしょう。

高台にあるのは、船の往来を確認するためという歴史の名残。格子模様が美しい窓辺に立てば、心までのびやかになるような、見晴らしの良い街並みが一望できます。かつては、この先にどんな風景が広がっていたのでしょう。時代の流れに思いを馳せながら、今の街並みをのんびりと眺めてみませんか。

高台にあるのは、船の往来を確認するためという歴史の名残。格子模様が美しい窓辺に立てば、心までのびやかになるような、見晴らしの良い街並みが一望できます。かつては、この先にどんな風景が広がっていたのでしょう。時代の流れに思いを馳せながら、今の街並みをのんびりと眺めてみませんか。

萌黄の館 (国指定重要文化財)

兵庫県神戸市中央区北野町3-10-11
Tel 078-222-3310
営業時間 9:30~18:00(入館は17:45まで)
定休日 2月第3水曜日及びその翌日
入館料  350円(2019年10月より400円)
JR/阪急/阪神/地下鉄「三宮」駅より徒歩15分
新幹線/地下鉄「新神戸駅」より徒歩15分

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「神戸北野異人館街」から5分ほど坂道を下った先にあるのが、この地で50年以上愛されている「北野坂 にしむら珈琲店」です。「自宅に招くように、心からくつろいでもらえる空間をつくりたい」というオーナーの願いから、1974年に日本初の会員制としてオープン。震災を機に誰でも利用できるようになった今も、その優雅な雰囲気とゆったりとした時間の流れにほっとできる、隠れ家のような老舗喫茶店です。

「神戸北野異人館街」から5分ほど坂道を下った先にあるのが、この地で50年以上愛されている「北野坂 にしむら珈琲店」です。「自宅に招くように、心からくつろいでもらえる空間をつくりたい」というオーナーの願いから、1974年に日本初の会員制としてオープン。震災を機に誰でも利用できるようになった今も、その優雅な雰囲気とゆったりとした時間の流れにほっとできる、隠れ家のような老舗喫茶店です。

創業当時から大切にするのは、「珈琲店として一流であること」。豆選びに始まり、自家焙煎と丁寧なドリップにもこだわり、ゆったりと珈琲を楽しみたい人に寄り添う、温かなサービス。友人と語らうもよし。一人で物思いに耽るもよし。特別な一杯と共に過ごす時間に、ゆっくりと心がほぐれていきます。

創業当時から大切にするのは、「珈琲店として一流であること」。豆選びに始まり、自家焙煎と丁寧なドリップにもこだわり、ゆったりと珈琲を楽しみたい人に寄り添う、温かなサービス。友人と語らうもよし。一人で物思いに耽るもよし。特別な一杯と共に過ごす時間に、ゆっくりと心がほぐれていきます。

北野坂 にしむら珈琲店

神戸市中央区山本通2-1-20
Tel 078-242-2467
営業時間 10:00~22:00
定休日 なし
JR/阪急/阪神/地下鉄「三宮」駅より徒歩10分

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海から山へと伸びる、坂道の途中にある「土屋鞄製造所 神戸店」。界隈には世界各国の料理店やクラシカルなホテルが佇み、北野エリアも近いなど、異国情緒の薫りがふわりと漂います。最寄り駅からは歩いて10分ほどかかるものの、神戸ならではの街の表情をゆっくりと味わいながら足を運んでほしい。そんな思いを込めて、2009年、この場所にオープンしました。

港町に自然となじむよう、店舗全体は柔らかな白色で統一。穏やかな陽光が差し込む、落ち着いた店内では、革製のソファに座りながらゆったりと革製品をご覧いただけます。

海から山へと伸びる、坂道の途中にある「土屋鞄製造所 神戸店」。界隈には世界各国の料理店やクラシカルなホテルが佇み、北野エリアも近いなど、異国情緒の薫りがふわりと漂います。最寄り駅からは歩いて10分ほどかかるものの、神戸ならではの街の表情をゆっくりと味わいながら足を運んでほしい。そんな思いを込めて、2009年、この場所にオープンしました。

港町に自然となじむよう、店舗全体は柔らかな白色で統一。穏やかな陽光が差し込む、落ち着いた店内では、革製のソファに座りながらゆったりと革製品をご覧いただけます。

開店当初は、植物の渋でなめした革アイテムのみを扱うコンセプトショップだったこともあり、昔も今も、革好きなお客さまが多いのもこの店舗の特色。革の豊かな表情やエイジングの進み方など、ちょっとディープで味わい深い革話ができるのは、スタッフにとってもうれしい時間。この店舗のみで扱っている、神戸の海をイメージした「ネイビー」色の鞄もご用意しています。どうぞ、とっておきのパートナーを探しに、お気軽にお立ち寄りください。

開店当初は、植物の渋でなめした革アイテムのみを扱うコンセプトショップだったこともあり、昔も今も、革好きなお客さまが多いのもこの店舗の特色。革の豊かな表情やエイジングの進み方など、ちょっとディープで味わい深い革話ができるのは、スタッフにとってもうれしい時間。この店舗のみで扱っている、神戸の海をイメージした「ネイビー」色の鞄もご用意しています。どうぞ、とっておきのパートナーを探しに、お気軽にお立ち寄りください。

土屋鞄製造所 神戸店

兵庫県神戸市中央区山本通3-14-14 1F
Tel 078-272-1450
営業時間 11:00~18:00
定休日 毎週火曜日(祝日の場合は翌水曜休、臨時休業あり)
JR/阪神「元町」駅より徒歩15分
JR/阪急/阪神/地下鉄「三宮」駅より徒歩20分

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「土屋鞄製造所 神戸店」から歩いて5分ほどのところに、お肉の楽しみ方を広げてくれる精肉店「Nick」があります。扱うのは、良質で、自分たちが納得できるものだけ。目利きのスタッフが産地まで出向いて惚れ込んだ、新鮮なお肉がずらりと並びます。

「土屋鞄製造所 神戸店」から歩いて5分ほどのところに、お肉の楽しみ方を広げてくれる精肉店「Nick」があります。扱うのは、良質で、自分たちが納得できるものだけ。目利きのスタッフが産地まで出向いて惚れ込んだ、新鮮なお肉がずらりと並びます。

このお店が一味違うのは、ランチやバルが楽しめるイートインスペースも設けられていること。どんな生産者が、どんな場所で育てているのか。このお肉なら、どんな食べ方がおすすめなのか。そんな話に花を咲かせながら、素材の味を引き出す調理法を熟知するスタッフがその場で丁寧に焼き上げてくれます。せっかくなら、自然豊かな地でのびのびと育った「但馬玄(たじまぐろ)」や「神戸牛」など、地元産のお肉を味わってみませんか。頬張れば、甘味と旨みがたっぷりのジューシーなお肉は、この上なく美味。

このお店が一味違うのは、ランチやバルが楽しめるイートインスペースも設けられていること。どんな生産者が、どんな場所で育てているのか。このお肉なら、どんな食べ方がおすすめなのか。そんな話に花を咲かせながら、素材の味を引き出す調理法を熟知するスタッフがその場で丁寧に焼き上げてくれます。せっかくなら、自然豊かな地でのびのびと育った「但馬玄(たじまぐろ)」や「神戸牛」など、地元産のお肉を味わってみませんか。頬張れば、甘味と旨みがたっぷりのジューシーなお肉は、この上なく美味。

Nick KOBE MEAT SHOP

兵庫県神戸市中央区中山手通3-10-12
Tel 078-262-1147
営業時間 11:00~23:00
ランチ11:30〜15:00/バル16:00〜23:00
 ※日曜日は20時閉店
定休日 なし
JR/阪急/阪神/地下鉄「三宮」駅より徒歩10分
JR/阪神「元町」駅より徒歩7分

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潮風薫るベイエリアまで足を伸ばして、立ち寄りたいのが「神戸煉瓦倉庫」内にある「NAGASAWA」。店内にはノート、便箋、筆記具など多種多様な文具がそろい、一度入店したら時間を忘れて過ごしてしまう・・・。そんな、文具愛好家にファンが多いこともうなずけるお店です。

潮風薫るベイエリアまで足を伸ばして、立ち寄りたいのが「神戸煉瓦倉庫」内にある「NAGASAWA」。店内にはノート、便箋、筆記具など多種多様な文具がそろい、一度入店したら時間を忘れて過ごしてしまう・・・。そんな、文具愛好家にファンが多いこともうなずけるお店です。

看板商品の一つは、「Kobe INK物語」。港に広がる穏やかな海は、コクのあるピュアブルー。街を見下ろす六甲山系は、落ち着きのある深いグリーン。神戸の歴史や街並みをモチーフにした色とりどりのインクは、オリジナルでつくられているもの。神戸を訪ねた記念に、お気に入りの色を見つけてみるのも良いでしょう。万年筆やガラスペンにのせて筆を走らせれば、手書きの味わいと共に、神戸の鮮やかな風景が浮かんできます。

看板商品の一つは、「Kobe INK物語」。港に広がる穏やかな海は、コクのあるピュアブルー。街を見下ろす六甲山系は、落ち着きのある深いグリーン。神戸の歴史や街並みをモチーフにした色とりどりのインクは、オリジナルでつくられているもの。神戸を訪ねた記念に、お気に入りの色を見つけてみるのも良いでしょう。万年筆やガラスペンにのせて筆を走らせれば、手書きの味わいと共に、神戸の鮮やかな風景が浮かんできます。

NAGASAWA 神戸煉瓦倉庫店

兵庫県神戸市中央区東川崎町1-5-5
Tel 078-371-8130
営業時間 11:00~20:00
不定休
JR「神戸」駅より徒歩10分

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海と山、西洋と東洋、古きものと新しきもの。そんな一見、相反するものが混ざり合いながら、ユニークな文化を育んできた港町・神戸。訪れるエリアによって、さまざな表情を見せてくれるのもこの街ならでは。気の向くままに、ぶらりと散策してみませんか。

海と山、西洋と東洋、古きものと新しきもの。そんな一見、相反するものが混ざり合いながら、ユニークな文化を育んできた港町・神戸。訪れるエリアによって、さまざな表情を見せてくれるのもこの街ならでは。気の向くままに、ぶらりと散策してみませんか。


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