スタッフ愛用品 ブラックヌメ オーバルショルダー

ブラックヌメ オーバルショルダー / 愛用歴 1年2ヶ月

土屋鞄スタッフに、愛用のアイテムとその思いを聞く「スタッフ愛用品図鑑」。今回はスタッフの深山(みやま)に、愛用中の「ブラックヌメ オーバルショルダー」の魅力を語ってもらいました。

――購入した理由は?

入社前に渋谷店を訪れた際、この鞄の凛とした佇まいとオーバル型のフォルムに目が留まりました。正面からだとファスナーなどの金具がほとんど見えないので、輪郭が際立って見え、その美しさに一目惚れしたんです。仕事でノートPCを持ち歩くようになってから、気が付くと実用性を優先した鞄が多くなっていて。1つくらい、使っていて気分の上がるものが欲しいな……と思っていたところに、感性に響くものを見つけたという感じでしたね。

数ある土屋鞄のバッグの中で「これがいい」と思ったのは、自分のワードローブとマッチしそうだと感じたからです。普段のスタイルはリラックスできる、楽なものが多いのですが、年齢的に、どこかにかっちりしたものを入れたいというのがありまして。ジャケットにも合い、晴れの場にも使えそうな鞄が良いなと思っていました。

ーーどのように使っていますか?

通勤にも休日のお出掛けにも使っています。持ち方は基本的に斜め掛けで。通勤のときは前に、リラックスしたい休日は背中に回して持っています。コーディネートとしては、仕事の日でジャケット×パンツスタイルのときには、メンズっぽくなりすぎないようにアクセントとして。ワンピースのときには甘くなりすぎないよう、引き締め役にする感じです。

休日は、デニムとスエットだったり、ロングスカートにTシャツだったりと、少しラフめのコーディネートが多いです。そうしたカジュアルな装いにも、大人らしさを程よく添えてくれるのがうれしいですね。

荷物はスマホやお財布、ハンカチなど身の回りの小物類に、名刺入れが通勤のときに加わりますが、見た目より収納力があるので、まだ余裕があります。使い始めのうちはファスナーの口あたりの革が少し固く感じていたのですが、1週間くらいで柔らかくなじんできて。今はとても出し入れがしやすく、助かっています。

ーーお気に入りのポイントは?

オーバル型のフォルムに惹かれた鞄ですが、使っているうちに、ディテールの丁寧さにも気付くようになってきました。例えば、丸く磨かれたコバの仕上げ。これが本当になめらかで、通勤電車内でつい眺めてしまうほどです。

また、ものすごく細かなところですけど、ファスナーを取り巻くステッチの正確さも。特に、エンド部分をぐるっと回る曲線には、こんなところまでしっかり手を掛けているんだなと、改めて驚きましたね。



黒いヌメ革のスムースでマットな質感も好きです。墨とか袈裟(けさ)のように、落ち着いた「静」の感じが良いのかもしれませんね。書道をやってるからでしょうか、和の雰囲気を感じたりもしまして。

素材がヌメ革なので、最初買ったときは傷が付きやすいかなと思っていましたが、使っているとそれほど気になりません。オンオフ問わず使っているので小さな傷はもちろん付いてしまうのですが、色が黒であるからかあまり目立たない気がします。

固い革なので最初は全てがかちっとした印象でしたが、革がなじんでくるにつれて、凛とした中にも柔らかさを感じられるようになりました。口元やベルトは柔らかくなって使い勝手が良くなってきている一方で、全体の形は美しいオーバルフォルムをキープしたまま。私には理想的な状態ですね。

今は、使い終わった後にから拭きをしているからか、表面につやが出てきて、全体にほんのりと色気を感じるようになってきました。最初の印象からは予想していなかった変化が見えてきて、そのギャップ感に愛着がますます深まってきています。