コンテンツへスクロール

スタッフ愛用品 ディアリオ ハンディLファスナー

ディアリオ ハンディLファスナー / 愛用歴 2年10ヶ月

土屋鞄スタッフに、愛用のアイテムとその思いを聞く「スタッフ愛用品図鑑」。今回はフォトグラファーの髙橋に、愛用中の「ディアリオ ハンディLファスナー(ブラウン)」の魅力を語ってもらいました。

――購入した理由は?

もともと、日常的に気軽に使えて持ち運びやすいサイズ感の財布が好きで、いくつか愛用してきました。容量がある財布だと、つい何でも入れてしまいがちなところが自分にはあって。適度な容量で、定期的に財布の中身の整理が必要になるコンパクトな財布の方が、合っているように思うんです。

だから、この「ハンディLファスナー」が発売されたときには、思わず目が留まりました。“Lファス”のシンプルな形だけど、コンパクトな割りに収納力がありそうだし、マチが付いているから小銭入れも見やすそうかな、と。それで気になり始めて、ずっと欲しいと思っていたんですけど、再販売があるたびにすぐ売り切れてしまって……長いこと待ち続け、1年半以上も後に念願かなってやっと手に入れることができました。

土屋鞄に入社してから経年変化を楽しめる革が好きになって、実は「ナチューラ」シリーズや、「ディアリオ」シリーズの前身である「ユニック」シリーズの財布を愛用していたことがあります。なので、この財布は、革についてもすごく魅力を感じていました。厳密には「ユニック」シリーズとはちょっと違う革なんですけど、使い込んでいくほどに、あのなめらかなつや感が出てくるなら絶対楽しいだろうな……と想像してしまって。“Lファス”で、またあんな風に育てたいなという思いもありましたね。

ーーどのように使っていますか?

ランチのときなどに、スマホと一緒に手に持って出掛けることが多いですね。最低限の現金とよく使うカードだけで、すっきり持ち歩けるところを重宝しています。最近はスマホやカードで会計をすることが多くなって、現金をあまり使わなくなってきたのですが、コインパーキングや外食など、どうしても現金が必要なときもあって。フォトグラファーという仕事柄、いろいろなところに出掛けるので、現金しか使えない場合に備えてまだまだ欠かせないアイテムです。

小銭入れの両脇には、現金でのお会計に備えた数枚の千円札と、時々使うお店のカード類。両端のカードポケットにはクレジットカードと通勤用のICカード、会社のカードキーと、撮影やロケハンで車を運転するときのために免許証も差してあります。パスケース兼用のセカンド財布、みたいな感じですね。

折り畳みのマチがあるせいか、使ってみたら思っていたよりも収納力があって、驚きました。それで、使い始めのころはついつい、財布がパンパンになるまでカードも小銭も入れてしまって。お札が奥まで入りにくくなり、ファスナーに挟まれたりしてましたね(笑) そうした「学習」を経て、今では程よい分量に絞り、スマートに使えるようになりました。

ーーお気に入りのポイントは?

まずは、持ちやすくてポケットに収まりやすいサイズ感ですね。普段は、通勤用の鞄に入れて持ち歩いています。撮影のときは、カメラバッグのサブポケットにすっぽり入ってくれるのがうれしいです。昔は、財布をボトムスの尻ポケットに入れていたこともあったんですが、角に癖が付いたりするのが気になり始めて。それで、今のように鞄に入れるようになりました。エイジングが早いのは、良かったんですけどね。

あとはやっぱり、革の雰囲気が好きですね。ナチュラル感があるんですけど、初めは少しマットな感じなので落ち着きもあるというか。あと正直なところ、革が柔らかいので時々傷が付くんですけど、エイジングにしたがって目立たなくなってくるので、あまり気にならないのも良いです。お手入れは、季節の変わり目くらいに思い立って、乾いていると思ったらオイルケアをする感じです。

鞄のポケットに入れてますし、中身も厳選して絞っていたので、それほど癖は付いていないと思います。その分、つや感とか色の深まりとか、エイジングの進みはゆっくりかな、と思いますけど、こうしてじっくり育てていく方が今は好きですね。

シンプルな見た目も手軽な使い勝手も気に入っているので、これからもずっと、この財布を名アシスト役として長く愛用できたら良いなと思っています。子どもが2人いるので、革のアイテムに興味を持つ年頃になったときにエイジング具合を自慢できるよう、育てていきたいですね。まだ小さいから、さすがにどちらかに受け継げたら……とまでは思っていないですけど、同じ財布が欲しいと思ってくれたら、うれしいです。