タウンユースにぴったりな軽快感がありつつ、大人の装いに合う“しっかり感”も押さえたコンパクトサイズのショルダーバッグ。そのコーディネートのポイントを、品格と遊び心のあるスタイリングに定評のあるBLANDET Tokyoディレクターの宮本哲明さんに伺いました。土屋鞄ならではの品の良さを感じるバッグとマッチする、宮本さんならではのスタイリングをご紹介します。
タウンユースにぴったりな軽快感がありつつ、大人の装いに合う“しっかり感”も押さえたコンパクトサイズのショルダーバッグ。そのコーディネートのポイントを、品格と遊び心のあるスタイリングに定評のあるBLANDET Tokyoディレクターの宮本哲明さんに伺いました。土屋鞄ならではの品の良さを感じるバッグとマッチする、宮本さんならではのスタイリングをご紹介します。
茶系の色合わせを愉しむ、遊び心あるカジュアルコーデ
「このショルダーバッグの形はカジュアルな印象なんですけど、オールレザーなのでしっかり感がありますよね。革の色がブラウンなので全体的に茶系のトーンで合わせようと考えました。ただし、あまり土臭くなりすぎないように軽快なフラワープリントシャツや、ゴールドの入った眼鏡や時計、シルク混で光沢のあるワイドパンツを合わせました。全体のトーンを引き締めるために足元は敢えて黒を選んでいます」。
端正なクロスボディバッグは、ジャケットスタイルにも好相性
「革製で縦長フォルムのこの鞄は大人らしいしっかり感があるので、フォーマル調のスタイルを程良くドレスダウンした装いにもフィットします。デニム素材のペインターパンツや昔のアスレチックシューズをベースにした革靴、ドット柄のシャツ&スカーフの合わせなど、さり気なく遊びの効いたデザインやスタイリングを取り入れています」。
上品なサコッシュがなじむ、シックなモノトーンコーデ
「ちなみにこのお気に入りのショーツは、日本の職人さんが墨顔料を濃度の異なる3版でプリントしたもので、柄に奥行き感があり、手間暇かけてつくられています。そうした、日本の伝統に根ざした美意識と繊細な技術が込められたものづくりが本当に好きです」。
Styling | Tetsuaki Miyamoto
Photo | Yuta Okuyama