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My Styling of
Shoulder Bags

My Styling of
Shoulder Bags

BLANDET Tokyoディレクター・宮本哲明さんに聞く
軽快ショルダーの楽しみ方

タウンユースにぴったりな軽快感がありつつ、大人の装いに合う“しっかり感”も押さえたコンパクトサイズのショルダーバッグ。そのコーディネートのポイントを、品格と遊び心のあるスタイリングに定評のあるBLANDET Tokyoディレクターの宮本哲明さんに伺いました。土屋鞄ならではの品の良さを感じるバッグとマッチする、宮本さんならではのスタイリングをご紹介します。

 

宮本哲明

Tetsuaki Miyamoto

 

MIYAMOTO SPICE代表

BLANDET Tokyo ディレクター

1983年生まれ。セレクトショップで販売・広報に従事後、「MIYAMOTO SPICE」を立ち上げる。PRショールーム兼ショップ「ブランデット東京」、ジャケットブランド「ジャケット」を手掛けながら、ファッションの枠を越えて"ブレンド"をテーマに多彩なジャンルで活動を行っている。

 

SCENE-1

茶系の色合わせを愉しむ、遊び心あるカジュアルコーデ

Sold out

 

「ブランデット東京」を訪ねたスタッフを柔らかな笑顔で迎えた宮本さん。中には、洗練されたデザインの服からインテリア、生活アイテムまでが静かに佇んでいます。
 
「この場所には自分が本当に好きな、つくり手の思いが満ちたものだけを置いています。名前の由来は、自分がテーマとしている”ブレンド”。数多あるスパイスをブレンドして新しい味を生み出すように、異なる人、異なるジャンル、異なる素材……それぞれの個性が共存しながら合わさることで、思いもしない新たな豊かさが生まれる。そんな楽しさや喜びを、多くの人に体感していただける場所にしたい、と常に思いを巡らせています」。

 

「このショルダーバッグの形はカジュアルな印象なんですけど、オールレザーなのでしっかり感がありますよね。革の色がブラウンなので全体的に茶系のトーンで合わせようと考えました。ただし、あまり土臭くなりすぎないように軽快なフラワープリントシャツや、ゴールドの入った眼鏡や時計、シルク混で光沢のあるワイドパンツを合わせました。全体のトーンを引き締めるために足元は敢えて黒を選んでいます」。

 

SCENE-2

端正なクロスボディバッグは、ジャケットスタイルにも好相性

Sold out

「休日のアート鑑賞は、自分好みのジャケットスタイルで行くことが多いです。今回は、ダブルのジャケットにスカーフ・革靴というドレッシーな装いに、あえてデニムを合わせました。スーツやジャケットの装いって、いわゆるセオリー的な約束事が多いんですが、それらの要素をしっかり押さえつつ、全体のバランスを考えて"外し"を入れるのが自分のスタイルです」。

 

「革製で縦長フォルムのこの鞄は大人らしいしっかり感があるので、フォーマル調のスタイルを程良くドレスダウンした装いにもフィットします。デニム素材のペインターパンツや昔のアスレチックシューズをベースにした革靴、ドット柄のシャツ&スカーフの合わせなど、さり気なく遊びの効いたデザインやスタイリングを取り入れています」。

 

 

SCENE-3

上品なサコッシュがなじむ、シックなモノトーンコーデ

Sold out

「公園を散策するときは子どもと一緒だったりするので、フットワークを重視したスタイルが多いんですが、このサコッシュはコーデュラナイロンを主体に使いつつ、ピンポイントにレザーが入っているので上品さがありますよね。だから、今回は完全にカジュアルには振り切らず、グレー主体のモノトーンでシックにまとめてみたくなりました。ハットと鞄と足元は黒、時計と眼鏡はシルバーで合わせています」。

 

「ちなみにこのお気に入りのショーツは、日本の職人さんが墨顔料を濃度の異なる3版でプリントしたもので、柄に奥行き感があり、手間暇かけてつくられています。そうした、日本の伝統に根ざした美意識と繊細な技術が込められたものづくりが本当に好きです」。

 

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