BRIDLE

英国紳士に似合う、質実剛健かつ格調高い佇まいを漂わせる高級革「ブライドルレザー」。
コードバンと並ぶ人気を誇る、英国を代表する革の魅力をご紹介します。

導入テキスト革の注目アイテムのコードバンの魅力を紹介します革の注目アイテムのコードバンの魅力を紹介します

革の特徴

英国製の高級馬具用革

馬具に使われる伝統の革

「ブライドル(bridle)」とは、馬具の中で頭から首にかけて装着する部分を指します。大きな負荷が掛かるため、滅多なことで破断しないよう、堅牢に仕立てられた革がブライドルレザーです。

ロウを塗り込んで堅牢に

ブライドルレザーにはさまざまなタイプがありますが、英国で一般的なのは、元々丈夫なヌメ革にロウや油脂を塗り込んで堅牢にしたもの。馬の体に合わせて徐々になじむ可塑性も大切な条件です。

上流階級の眼にかなう美観

馬具は元来、上流階級の持ちものなので、実用性だけでなく品格も重要視されました。鞄や革小物に仕立てても気品があり、使い込むほど風格を増すのがブライドルレザーの大きな魅力です。

土屋鞄の
「ブライドルレザー」

名門タンナーが手掛ける高級革

土屋鞄の「ブライドルレザー」を手掛けるのは、創業1900年という英国の名門・J&E セジュウィック社。ヌメ革にロウを何度も擦り込んで耐久性を高めたもので、完成まで4ヶ月半かかります。

こうして一枚一枚丹念に仕上げられた「ブライドルレザー」は、表面に白いブルーム(ロウの粉)が出るのが特徴。その重厚で気品ある風合いには、英国の皮革職人の技術と誇りが込められています。

エイジング

「ブライドルレザー」は、使い込むほど色味が深まり、ロウがなじんで、琥珀のように奥行きのある透明な光沢を纏っていくのが大きな魅力です。

お手入れ

土屋鞄の「ブライドルレザー」の表面には、革に含まれるロウが吹き出た「ブルーム」が見られます。お好みでケアの仕方をお選びください。

①ブルームを落とす場合は、「ブライドル」シリーズ製品に付属の馬毛ブラシをご使用ください。

②ブルームを落とさず、自然と革になじんでいくのを楽しむことも可能です。

③最初の1~2年は、オイルがロウに弾かれるため、オイルケアは不要です。2年目以降は、表面のブルームを落としてからオイルを塗ってください。

水に濡れた場合は、こちらをご参照ください >

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革の性質上の留意点

  • 表面のブルームの出方は一つひとつ異なります。
  • 濃い色の洋服に白いブルームが付着すると目立つことがあります。
  • 湿気と気温の影響で、梅雨~夏場にかけて表面に若干のべたつき感を生じることがあります。
  • 長く使わずに保管すると、温度差などにより、ブルームが再び吹き出してくることがあります。

 

革製品全般の取り扱いの注意はこちら>

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