さまざまな分野で活躍する人たちが日常や仕事を通して、考えていること、大事にしていること。それからライフスタイルを語るときに欠かせない鞄についても。気になるあれこれをインタビュー。第5回は影響力のあるミレニアルモデルとしても一目置かれる在原みゆ紀さん。今シーズンは土屋鞄の「トーンオイルヌメ」のスタイルブックにも登場しています。その撮影現場で、仕事やバッグへのこだわりを伺いました。
Vol.05/在原 みゆ紀
BAG AND
LIFESTYLE 土屋鞄と日常
さまざまな分野で活躍する人たちが日常や仕事を通して、考えていること、大事にしていること。それからライフスタイルを語るときに欠かせない鞄についても。気になるあれこれをインタビュー。第5回は影響力のあるミレニアルモデルとしても一目置かれる在原みゆ紀さん。今シーズンは土屋鞄の「トーンオイルヌメ」のスタイルブックにも登場しています。その撮影現場で、仕事やバッグへのこだわりを伺いました。
BAG AND
LIFESTYLE 土屋鞄と日常
Vol.05/在原 みゆ紀
さまざまな分野で活躍する人たちが日常や仕事を通して、考えていること、大事にしていること。それからライフスタイルを語るときに欠かせない鞄についても。気になるあれこれをインタビュー。第5回は影響力のあるミレニアルモデルとしても一目置かれる在原みゆ紀さん。今シーズンは土屋鞄の「トーンオイルヌメ」のスタイルブックにも登場しています。その撮影現場で、仕事やバッグへのこだわりを伺いました。
STORY.01
ちょっとした我慢が
仕事のやりがいにも繋がる
STORY.02
革のバッグは自分の状態を映す鏡のような存在
ABOUT ITEM
ABOUT ITEM
ちょっとした我慢が
仕事のやりがいにも繋がる
在原さんはファッションモデルではありますが、餃子とビール、自転車、ヴィンテージTシャツなど、極めていることが多い印象があります。
いろんなことに興味があるんです。気になるとすぐに調べて、調べて、掘っていくんですが、また次々と気になるものがでてきてしまう。男性に多いマニアやオタクと言われるような方々は、ひとつのジャンルを深く狭く掘っていきますよね?私の場合は広く、そこそこ深く。使える時間にも限界があるので、ある程度極めたら「はい、次!」って。女性脳と男性脳を合わせたような性格なんです。
ここ最近、夢中になっているものはありますか?
犬を飼い始めてから、一緒に出かけるために車を買いました。そうしたら車にハマってしまって。ずっとハマっていた自転車は、今は乗るのでなく、見ているのが好きになりました。気になる自転車があると買ったりはするんですが、乗らずに鑑賞しています。
車はどんなタイプが気になっていますか。
自分で乗るのは、たとえ少し傷が付いてもあまり気にしなくても良さそうなタフなイメージの車が良いなと思うんですが、見る方は今、スーパーカー系が気になっています。モーターとかエンジンが良いんですよね。新車情報もマメにチェックしています。
STORY.01
ちょっとした我慢が
仕事のやりがいにも繋がる
STORY.02
革のバッグは自分の状態を映す鏡のような存在
ABOUT ITEM
ちょっとした我慢が 仕事のやりがいにも繋がる
在原さんはファッションモデルではありますが、餃子とビール、自転車、ヴィンテージTシャツなど、極めていることが多い印象があります。
いろんなことに興味があるんです。気になるとすぐに調べて、調べて、掘っていくんですが、また次々と気になるものがでてきてしまう。男性に多いマニアやオタクと言われるような方々は、ひとつのジャンルを深く狭く掘っていきますよね?私の場合は広く、そこそこ深く。使える時間にも限界があるので、ある程度極めたら「はい、次!」って。女性脳と男性脳を合わせたような性格なんです。
ここ最近、夢中になっているものはありますか?
犬を飼い始めてから、一緒に出かけるために車を買いました。そうしたら車にハマってしまって。ずっとハマっていた自転車は、今は乗るのでなく、見ているのが好きになりました。気になる自転車があると買ったりはするんですが、乗らずに鑑賞しています。
車はどんなタイプが気になっていますか。
自分で乗る分には、たとえ車体に少し傷がついてもあまり気にしなくて良さそうな、タフなイメージの車がいいなと思うんですが、見る方は今、スーパーカー系が気になっています。モーター、特にエンジンが好きで。新車情報もマメにチェックしています。
モデルの仕事をしていて、幸せを感じるのはどんなときですか?
現場で「お疲れさまでした!」と仕事が終わったときに、みんなが楽しそうだったら私は幸せです。撮影されたものが完成して発表されることよりも、時間が押してしまいながらもチームで頑張って撮影しているときのような、現場でしか体験できない時間を大切にしています。自分自身というよりも、周りが円満なのが一番です。
逆につらいことはありますか?
自分の写りが良くないときですね。周りもいろいろと探り出して、撮影がスムーズに進まなくなってしまう。だから、そうならないために、前日に塩分を控えるとか、お酒を飲みたいけど我慢するとか。できるだけ良いコンディションで現場にいくことを心掛けています。
アスリートのようですね。
実は私、涙腺がものすごく弱くて、悲しい韓国ドラマなんかを見ると泣きすぎて翌日、目が腫れちゃうんです!撮影前日はコメディしか見ないとか、食事以外にも気を付けていることがあります。ただそういうちょっとした我慢が、やりがいにも繋がっていると感じるんです。
革のバッグは自分の状態を映す鏡のような存在
今日は「トーンオイルヌメ ミディアムショルダー」で撮影現場に来られましたね。このバッグを選ばれた理由を教えてください。
撮影の際はいつも自分のスキンケア用品を持参します。このバッグはスキンケアセットや帽子など仕事の必需品を入れたりするにもちょうど良く、サイズ感が今の自分にベストなんですよね。ロゴやディテールが目立つバッグが苦手なので、飾らないデザインも自分に合っていました。自分になじんで、自分らしく使えるバッグが好きです。
仕事以外でバッグを使われますか?
めちゃくちゃ使います。手ぶらに挑戦した時期もあるんですが、いざ外出すると「あれを持ってくれば良かった!」と後悔することが多くて、性格的にバッグを持った方が良いと思いました。母から「大人の常識として、出掛けるときには持ち物が少なくてもバッグを持ちなさい」と教えられて育ったことも、影響しているかもしれません。
素敵なお母さまですね。
バッグに休憩時間をつくらなくちゃいけないと教えてくれたのも母です。母は月曜から金曜までの出勤バッグと土日の休日バッグをきっちり分けていて、必要な鞄の中身を移す習慣があったので、私もTPOに合わせてバッグを替えることが身に付きました。靴を2日連続で履かないようにしているのと同じように、バッグも3日持ち歩いたら替えます。
在原さんはヴィンテージTシャツのような希少なものもただ「収集」するのでなく、しっかり着て楽しんでいます。モノを大切に長く使うマインドや習慣がしっかり身に付いているんですね。
大事にしたいから使うんです。でもきれいに使い続けたいからこそしっかり休ませて、お気に入りをそろえて回していくのが私のスタイルです。
ということは、バッグのお手入れもされるんですか?
はい!お手入れが趣味です。クリーナーで汚れを取って保湿して、形も崩したくないのでアンコを入れて。革製品が湿度に弱いということも知っていますから、家の中でも風通しの良いところに保管しています。
素晴らしいですね。そんなにしっかりケアされているとは…。
バッグがちょっとでも傷付いていたり、乾燥してカサカサになっているのを見つけると、私生活の中で自分に足りていない部分が見えてくるんです。「自分へのケアも足りていないのかな?」とか「自分の時間がないんだな」と、休みを取るようにしたり。自分を見直すことを教えてくれる。革のバッグはそういう存在です。
モデルの仕事をしていて、幸せを感じるのはどんなときですか?
現場で「お疲れさまでした!」と仕事が終わったときに、みんなが楽しそうだったら私は幸せです。撮影されたものが完成して発表されることよりも、時間が押してしまいながらもチームで頑張って撮影しているときのような、現場でしか体験できない時間を大切にしています。自分自身というよりも、周りが円満なのが一番です。
逆につらいことはありますか?
自分の写りが良くないときですね。周りもいろいろと探り出して、撮影がスムーズに進まなくなってしまう。だから、そうならないために、前日に塩分を控えるとか、お酒を飲みたいけど我慢するとか。できるだけ良いコンディションで現場にいくことを心掛けています。
アスリートのようですね。
実は私、涙腺がものすごく弱くて、悲しい韓国ドラマなんかを見ると泣きすぎて翌日、目が腫れちゃうんです!撮影前日はコメディしか見ないとか、食事以外にも気を付けていることがあります。ただそういうちょっとした我慢が、やりがいにも繋がっていると感じるんです。
革のバッグは自分の状態を映す鏡のような存在
今日は「トーンオイルヌメ ミディアムショルダー」で撮影現場に来られましたね。このバッグを選ばれた理由を教えてください。
撮影の際はいつも自分のスキンケア用品を持参します。このバッグはスキンケアセットや帽子など仕事の必需品を入れたりするにもちょうど良く、サイズ感が今の自分にベストなんですよね。ロゴやディテールが目立つバッグが苦手なので、飾らないデザインも自分に合っていました。自分になじんで、自分らしく使えるバッグが好きです。
仕事以外でバッグを使われますか?
めちゃくちゃ使います。手ぶらに挑戦した時期もあるんですが、いざ外出すると「あれを持ってくれば良かった!」と後悔することが多くて、性格的にバッグを持った方が良いと思いました。母から「大人の常識として、出掛けるときには持ち物が少なくてもバッグを持ちなさい」と教えられて育ったことも、影響しているかもしれません。
素敵なお母さまですね。
バッグに休憩時間をつくらなくちゃいけないと教えてくれたのも母です。母は月曜から金曜までの出勤バッグと土日の休日バッグをきっちり分けていて、必要な鞄の中身を移す習慣があったので、私もTPOに合わせてバッグを替えることが身に付きました。靴を2日連続で履かないようにしているのと同じように、バッグも3日持ち歩いたら替えます。
在原さんはヴィンテージTシャツのような希少なものもただ「収集」するのでなく、しっかり着て楽しんでいます。モノを大切に長く使うマインドや習慣がしっかり身に付いているんですね。
大事にしたいから使うんです。でもきれいに使い続けたいからこそしっかり休ませて、お気に入りをそろえて回していくのが私のスタイルです。
ということは、バッグのお手入れもされるんですか?
はい!お手入れが趣味です。クリーナーで汚れを取って保湿して、形も崩したくないのでアンコを入れて。革製品が湿度に弱いということも知っていますから、家の中でも風通しの良いところに保管しています。
素晴らしいですね。そんなにしっかりケアされているとは…。
バッグがちょっとでも傷付いていたり、乾燥してカサカサになっているのを見つけると、私生活の中で自分に足りていない部分が見えてくるんです。「自分へのケアも足りていないのかな?」とか「自分の時間がないんだな」と、休みを取るようにしたり。自分を見直すことを教えてくれる。革のバッグはそういう存在です。
Photo | Erina Takahashi
Text | Hisami Kotakemori
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